【 インプラント治療についてよくある質問!! 】
本日はインプラン治療についてよくある質問に回答します。
Q1.
とある歯科医院にて「骨が少ないので、うちではインプラント治療は行えません。」と断られてしまいました。
こちらの歯科では、骨を増やす手術ができると聞きましたが、本当でしょうか?
A.
はい。本当です。
当院では、骨が少ない患者さんには、骨を増やす手術を併用しインプラントを入れることが可能です。
インプラントは埋める骨がないと行えない治療法です。
骨が少ない方の場合、インプラント手術を断られることもあります。
しかし、骨を増やす技術も開発されていますし、骨が少なくてもインプラント治療が行える技術はどんどん進んでいます。
当院でも、骨を増やす各種手術に対応しておりますので、他院で断られてしまった患者様も一度ご相談ください。
Q2.
インプラントは、残っている他の健康な歯を痛めることなく治療が行えますか?
A.
インプラントは、他の歯の力を必要としません。
単独で行える治療ですので、他の歯を痛めることはありません。
ブリッジや部分入れ歯の場合は、周囲の歯の力を借りなくてはいけませんが、負担を担う歯の寿命は短くなってしまう可能性があります。
そのためインプラントは、残っている健康な歯にとっても優しい治療法だといえます。
Q3.
インプラントは、身体に安全なものですか?
A.
インプラントに使用されている素材は、身体に安全なチタンでできています。
チタンは金属の1つですが、骨と結合して一体化する性質があり、生体親和性の高い素材として知られています。
インプラントの他には、ペースメーカーや人工関節の原料としても使われているものですので、安全性に関しては高い信頼があります。
ただまれに、チタンアレルギーを持っている患者様もいらっしゃいます。
アレルギーが心配な方は、事前にチタンにアレルギーがないか、アレルギーテストを行っておくと良いでしょう。
Q4.
インプラントは、いわゆる”差し歯”のことですか?
A4.
インプラントは、歯茎に差して立てているイメージがあるからか、良く差し歯と勘違いされます。しかし、差し歯とインプラントは全くの別物です。
差し歯というのは、歯根が残っているところに土台を立て、歯を被せる方法です。
一方、インプラントは歯根のないところの骨にチタンでできたインプラントを埋め込む方法になります。
Q5.
インプラントはどのくらい持ちますか?
A5.
正しく管理されているインプラントは何十年も持ちます。
インプラントは金属体で虫歯にはなりません。しかし歯周病と同じメカニズムで周囲の骨は溶けてしまいます。
その対策には清掃です!!
セルフケア(お家でのケア)とプロフェッショナルケア(定期的な歯科医院でのケア)が必要になってきます。
メンテナンスが何より大事で、正しく入れられているインプラントはしっかりとメンテナンスをすることで何十年も使用することが可能です。
メンテンナンスが必要と聞くとインプラントってめんどくさいなと思われるかもしれませんが、それはご自身の歯も、ブリッジも、義歯も同じです。
口腔内は定期的に専門的なチェックやケアが必要なのです。
少しでも参考になれば幸いです。
定期的な歯科受診を心掛けましょう。
萩野 貴磨