日本政府は全国民に毎年歯科検診を受けてもらう「国民皆歯科検診」導入に向けて検討する方針をまとめました。歯の健康を維持して他の病気の誘発を抑え、健康寿命を伸ばす事で医療費の抑制を目指したいとしています。
つまり、歯の健康を維持して他の病気の誘発を抑える=口腔内の健康は全身の健康に繋がる。という事なのです。
そして世界で最も予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、歯科定期検診の受診率が80%以上です。また、他の欧米諸国も70%程を保っています。日本は何%くらいだと考えますか?
日本は何と10%未満なんです。
全身の健康に繋がる大切な器官の健診を受けている人がほぼいない日本の現状を変えるのに少しでも役に立てるように、とは言い過ぎですが、この場で歯科の知識や情報を発信していければと思います。
萩野 貴磨