矯正治療が必要な理由
歯並びが悪いことでコンプレックスに感じ、人との会話が苦手になったり食事の時間がつらく感じたりしていませんか?
矯正治療をご希望の方の多くは、美しい歯並びを求めています。実際に矯正治療を受けて、きれいな歯並びを手に入れた方も多く見てきました。しかし、矯正治療のメリットは単に見た目の改善だけではなく、お口や全身の健康にも繋がります。
当院では、矯正歯科の経験が豊富な歯科医師が患者さまのお悩みを解消できるような矯正治療をご提案しております。
歯並びが乱れることの影響
歯並びのコンプレックスによって人との会話に苦手意識を持ったり、自信を失ったりする方が少なくありません。また、自然な笑顔を作れなくなったり食事のときに口元を隠したりする人もいます。
さらに、歯並びが悪いと食べかすを取り除くことが難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。また、うまく噛めないことで胃腸に負担をかけたり、顎に過度な力がかかって顎関節症を発症したりすることもあります。そうなれば、肩こりや首のこり、腰痛など全身の健康状態の悪化にもつながりかねません。このように、歯並びはお口だけではなく全身の健康とも深く関係しているのです。
当院の矯正歯科はトータルフィー制度を採用しています
当院の矯正歯科は初診の矯正相談は無料で行っています。
また、矯正治療の費用はトータルフィー制度を採用しています。
トータルフィーつまり「総額制」のことで、。矯正治療にかかる費用の総額を提示する方法です。
よくあるのは矯正治療費用+調整費用=総額など通院すればするほど治療費用は高くなります。
(例)インビザライン治療費用880,000円+調整費用5,500円(24回)=1,012,000円となります。
また、リテーナー(保定装置)代が追加でかかるなど費用もかさんでしまいます。
矯正治療はむし歯の治療とは異なりどうしても何度も通っていただく必要がある治療だからこそ最初に費用を明確にして、予定より費用が高かったとならないようにしております。まずは一度矯正無料相談にお越しいただきご質問いただければと思います。
丁寧に分かりやすくを心がけておりますのでお気軽にご相談ください。
また、当院では分割払い(利子なし)が可能です。こちらもご希望の場合はお気軽にご相談ください。
※治療開始前に精密検査のみ27,500円かかります。
矯正歯科のメリット
メリット1:コンプレックスを解消できる
歯並びが整うことで口元のコンプレックスを解消できます。笑顔に自信を持てるようになることで考え方も前向きになり、積極的に行動できるようになるでしょう。
メリット2:むし歯や歯周病のリスクが下がる
歯並びがきれいだと歯ブラシがすみずみまで届くため、汚れが溜まりにくくなります。その結果、むし歯や歯周病のリスクを低減できます。
メリット3:噛み合わせが整う
噛み合わせが整うと、前歯で食べ物を噛み切って小臼歯で砕き、大臼歯ですりつぶすという正しい咀嚼ができます。唾液ともよく混ざり合うため、胃腸への負担も和らぐでしょう。また、お口全体のバランスが改善することで、顎に過度な負担がかかるのも防げます。
また、全身へのバランスが崩れることによる肩こりや首のこり、腰痛なども改善するでしょう。
歯並びのトラブルの種類
理想的な歯並びとは、上の歯が下の歯よりも少し外側にある状態です。また、全ての歯を使って咀嚼できている必要があります。もし、次のような症状がある場合はお早めにご相談ください。
上顎前突(出っ歯)
上の前歯が前に出ている状態です。上顎全体が出ているケースもあります。
下顎前突(受け口)
下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。噛む力弱くなったり発音が悪くなったりします。
上下顎前突
上下の歯列が前に出ている状態です。唇を閉じにくいため、転倒時に口の中を傷つけやすく、前歯も折れやすくなります。
交叉咬合
上下の歯の一部が交叉し、下の歯列が外側に出ている状態です。前歯で食べ物を噛み切ったり、すりつぶしたりしづらく、顎のバランスも悪くなります。
叢生(歯のガタガタ)
歯がさまざまな方向に生えてでこぼこした状態です。八重歯も叢生の一種です。食べかすがさまざまな箇所に詰まり、歯磨きもしづらくなります。
空隙歯列(すきっ歯)
顎に対して歯が小さく、歯と歯の間にすき間ができた状態です。前歯の真ん中のすき間は正中離解といい、特に目立ちます。
開咬
奥歯を噛み合わせた状態で、上下の前歯の間にすき間ができます。前歯で食べ物を噛み切れなかったり発音が悪くなったりします。
過蓋咬合
下の歯に上の歯が深く覆い被さった状態です。下の歯が上の歯茎を傷つけたり、歯が早くすり減ったりします。
矯正治療の流れ
STEP1:初診相談
お話をお伺いしたうえでお口の中を診察します。歯並びのお悩みや治療法などについてご説明いたしますので、不明点や疑問点はご遠慮なくお申し出ください。
STEP2:精密検査
お口の中の状態を詳しく調べるために精密検査を行います。お口の中や顔の写真撮影、歯や頭部のレントゲン撮影などを行い、噛み合わせや歯と顎のバランスなども確認します。
STEP3:診断および治療計画のご説明
検査結果をもとに治療計画を立案し、現在の状況を含めて詳しくご説明いたします。治療法や使用する矯正装置、治療期間、治療費用などについて不明点があればご質問ください。
STEP4:前処置
矯正治療中の歯磨きの方法のアドバイスをはじめとした前処置を行います。矯正期間中の注意点、むし歯や歯周病のリスクを抑える方法などをご説明いたします。また、歯のクリーニングも行い、清潔な状態を整えます。
STEP5:矯正装置の開始
矯正装置を装着し、矯正治療を開始します。矯正期間中は3~6週間に1回程度の頻度で通院し、途中から2~6ヶ月に1回程度の頻度に変更します。治療期間には個人差がありますが2年が目安です。
STEP6:保定装置の装着
歯が理想的な位置へ動いたら矯正装置を外します。その後、歯が再び元の位置に戻ろうとするため保定装置の装着が必要です。保定装置は取り外し式のため、食事やブラッシングの際は外していただけます。メンテナンスは1~2ヶ月に1回程度で、保定期間は1~2年です。
矯正装置の種類
ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)
歯の表側にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯の位置を整えます。従来では金属の装置が主流でしたが、当院では透明で目立たない装置を使用しております。装置が目立つのが気になる方もお気軽にご相談ください。
マウスピース矯正(インビザライン)
透明のマウスピースを装着して歯並びを少しずつ整えます。マウスピースは透明のため、矯正していることを周りの人に知られる心配がほとんどありません。食事や歯磨きの際は取り外せるため、むし歯のリスクが低いことも特徴です。当院では、世界100ヶ国以上、800万人以上もの人に使用されている(2020年1月時点)インビザライン・システムを導入しております。
できるだけ歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)
非抜歯矯正とは、歯を抜かずに行う矯正治療です。顎の骨のスペースが不足しているために歯並びが乱れている場合、歯を動かす先のスペースを確保するために健康な歯を抜くことになります。非抜歯矯正では、歯を抜かずに歯並びを整えるため、ご自身の歯を残すことができます。
がありますので、その際には患者さんに丁寧にご説明します。そして治療法をご理解・ご納得いただきましたら、治療を進めますので、まずはお気軽にご相談ください。
大人と子どもの矯正の違い(小児矯正)
大人と子どもの矯正治療の違いは、顎の成長をコントロールできるかどうかです。成長期の子どもは顎の成長をコントロールすることで、将来的に歯がきれいに並ぶように促せます。大人は顎の成長が止まっているため、歯の位置を動かすしかありません。顎のスペースを確保できれば、歯並びが乱れたとしても歯を少し動かすだけで歯並びを整えられる可能性もあります。
小児矯正を始めるタイミング
小児矯正には、第1期治療と第2期治療があります。それぞれの治療内容や始めるタイミングは次のとおりです。
第1期治療
顎の形やバランスを整えるために行う治療です。将来的に歯並びが整えるために顎の成長をコントロールします。治療期間は1~2年程度で、通院の頻度は月1回程度です。
第2期治療
第1期治療で顎の成長をコントロールしても、歯並びが整わなかった場合に行います。大人の矯正と同様にワイヤー矯正やマウスピース矯正で歯並びを整えます。永久歯が生えそろう10歳頃から始められますが、成長のペースや上下の顎の成長差などを考慮しなければなりません。矯正治療を始めるタイミングについては、まずはお気軽にご相談ください。
子どもの矯正歯科治療の目的
永久歯が生えるスペースの確保
顎が小さくて歯が並ぶためのスペースが不足している場合、本来生えてくるべき位置から永久歯が生えず、歯並びが悪くなります。早期に矯正治療を開始してスペースを確保すれば、第2期治療において抜歯が不要になる可能性があります。
上下の顎のバランスを整える
骨格に問題があるタイプの上顎前突や下顎前突などは、大人になってからでは改善が困難です。顎の成長をコントロールすることで、上下の顎のバランスを整えられます。
正しい顎の成長を促す
咀嚼や発語、呼吸などの機能に問題がある場合、顎や歯並びに原因があるかもしれません。早期に矯正治療を開始することで機能面の問題を改善し、健全な成長を促すことができます。
コンプレックスの解消
歯並びがコンプレックスになっている場合、精神的な健康が損なわれる恐れがあります。特に思春期の子どもは精神的にデリケートなため、それまでに歯並びを整えてコンプレックスを解消させてあげたいところです。
矯正歯科Q&A
数本だけ矯正はできますか?
可能ですが、全体の歯並びによっては全体矯正が必要です。部分矯正が適用できるかどうかは診察しなければ判断できませんので、まずはお気軽にご相談ください。
矯正治療は痛くありませんか?
矯正装置を装着して間もない頃は軽い痛みや違和感が起きる場合があります。しばらくすると気にならなくなる方が多いので、それほど気にしなくても問題ないでしょう。
矯正治療中はむし歯になりやすいのですか?
矯正装置が重なっているところは歯磨きしづらいため、正しい歯磨きができていないとむし歯のリスクが高まります。磨き方のポイントをお教えしますのでご安心ください。
装置が目立つのが気になるのですが……
マウスピース矯正や歯の裏側にワイヤーとブラケットを装着する裏側矯正があります。まずはお気軽にご相談ください。
治療中の注意点を教えてください。
食事や歯磨き、運動時に注意が必要です。詳しい注意点はご相談いただいた際にご説明いたします。
治療中に食べないほうがいい食べ物は?
ガムやキャラメルなど、歯や矯正装置にくっつくものは控えてください。また、装置に絡みやすいものも故障に繋がります。